すこやか生活

written by human

厳しかった先輩は、実はいちばん優しかった(2025年6月9日)

社内でも厳しいことで有名な、スパルタ式の先輩にメンターに就いていただいて学んだこの2年間。

 

ひたすらやれと言われたことをやって、同じ資料の修正を10回くらいやって。ずっと「辛い辛い」と思っていたけれど、そのおかげで最近やっと自分主体でも業務がなんとかまわり始めた3年目。

 

初めて同じ部署に後輩が入ってきた。

 

つい数カ月前までは大学生だった後輩に、メールの使い方やコピーの取り方から教える毎日。そんななかで気づいたのは、これまで先輩にしてもらっていたことのありがたみだった。

 

資料の添削なんて、チェックするほうが面倒くさい。「良いね」と言うのは簡単だけれど、間違っているところを指摘して修正指示を出す方が大変。納得できる理由と一緒に修正指示を出し続けてくれた先輩は、なんて優しかったのだろうと思う。

 

本気で向き合ってくれた先輩のやさしさ。その優しさを受け継いで後輩にも厳しく指導をする。それが本来あるべき姿なのかもしれない。

 

でも厳しくすると自分自信も消耗するし、正直私にはまだその覚悟がない。

 

先輩にもらったものを後輩に返せるまで、まだまだ時間がかかりそうです。