福岡・天神に新しくできたビル「ワンビル」に行ってきた。オープン直後&GW中ということもあり、館内かなり人がごった返している状況。
読売新聞によると「ワンビル」のメインターゲットは30〜50代とのこと。たしかに身の回りでもワンビルの登場に胸をときめかせているのは圧倒的にその世代が多い。
福岡に住んでいると、テレビや新聞でワンビルの報道を見ない日は無い。そこでついに昨日、行ってきたのでその記録を残しておこうと思う。
とてもお腹が空いていたので、一番最初に目に飛び込んできたお店に入った。
福岡でこの価格帯で勝負するのはなかなか厳しいのか、お客さんは私含めて2人であった。福岡はランチが800円台で食べられるまちですからね。ランチで1800円払う人は正直「異常」の部類かと(自分で言う)。
この写真、ご覧いただきたいのが背景の机の部分。すごく分厚い、きれいな木のテーブル。このことから考えると、家賃や人件費だけでなく、この什器の価格もかなり料理の値段に反映されているはず。
かなりハイクラス層向けなのだとこの時点で悟った。
サラダだけではさすがにお腹が満たせず、ハシゴでパスタ屋さんへ。
ここでふと気づく。
先ほどのサラダのお店もしかりパスタのお店もしかり。この価格帯なのにすべてセルフサービスなのである。お店の人は料理を席に運んでこない。自分で座席を見つけて、レジで注文して、手元の機械がピーピー鳴ったら自分で料理を取りに行くスタイル。
ふと周りを見渡すと、地下1Fのお店は少なくともほとんどすべてがそのオペレーション方式だった。賃料や人件費が固定でかかって圧迫されるなかで、削れるところを削るのにどのお店も必死なのだろう。
今回、ランチのためにサクッと入館したのでショッピングのフロアをまだ探検できていないのが残念だ。
地下まで合わせると21階建て。巨大な建物である。
シャネルが3フロア使っているという話も聞いた。すごい。
きのう天神のまちを歩いてみて、すれ違う人の9割がインバウンドというような交差点もいくつかあった。
このワンビルも、「ターゲットは30〜50代です」と言いつつ、本当のターゲットは国内というよりかはインバウンドなのだろうな。少なくとも地元の人がヒョイッと行くようなビルではあまりないということを肌で感じた。
また人が落ち着いてきたら行こうと思います。ファッションのフロアやデカい蔦谷書店をゆっくり見たい。